ページの先頭です。 ページの本文へ サブメニューへ メインメニューへ フッタへ

トップ > 考える 私たちにできること > 地球温暖化を防止するために

地球温暖化を防止するために

地球温暖化を防止するためには、身近なところから取り組んでいくことが大切です。家庭の省エネを進めることで、大幅なCO2(二酸化炭素)削減が可能になります。ここでは、財団法人省エネルギーセンターの調査(注)を元に、省エネのために必要な様々な工夫を紹介します。

(注)CO2排出量はエネルギー消費量×二酸化炭素排出量の排出係数(電気:0.453kg-CO2/kWh、ガス:2.277kg-CO2/m3)で計算されています。

イメージ:冷暖房器具の設定温度を調節

冷暖房器具の設定温度を調節

家庭の総消費電力の約4分の1を占めるのがエアコンです。夏の冷房は28℃、冬の暖房は20℃を目安に、必要な時だけつけるようにしましょう。

  • 冷房の温度を1℃上げると⇒年間13.7キログラムのCO2削減、電気代約670円の節約に。
  • 暖房の温度を1℃下げると⇒年間24キログラムのCO2削減、電気代約1,170円の節約に。

また、エアコンの運転時間を1時間短縮することも効果的です。

  • 冷房時には⇒年間8.5キログラムのCO2削減、電気代約410円の節約に。
  • 暖房時には⇒年間18.5キログラムのCO2削減、電気代約900円の節約に。

さらに、以下のような工夫も省エネに効果的です。

  • カーテンを使って日光の差し込みを調整する。
  • エアコンをつけ始める時期を調整する。
  • ドアの開閉を減らす。
  • 電気カーペットは部屋の広さに合ったものを選び、設定温度は低めにする。
  • 電気こたつは上掛けと敷布団をあわせて使い、設定温度は低めにする。

イメージ:待機時消費電力を抑える

待機時消費電力を抑える

意外と見過ごしがちなのが、機器を使用しなくてもコンセントにつないでいるだけで電気が消費される、待機時消費電力です。一世帯あたりの年間待機時消費電力は285キロワット時、これは一世帯あたりの年間総消費電力量の約6%に相当します。待機時消費電力が大きい機器はガス温水機器、冷暖房兼用エアコン、電話機、HDD•DVDレコーダー/DVDプレーヤーなどです。

待機時消費電力を減らすにはこまめに主電源を切ることが効果的です。さらに、設定など機能上支障が起きない機器の場合、長時間使用しないときはプラグをコンセントから抜きましょう。

  • 機器のプラグをコンセントから抜くと⇒約40%の消費電力削減、年間約52キログラムのCO2削減、電気代約2,508円の節約に。

イメージ:お湯を大切に使う

お湯を大切に使う

家庭の用途別エネルギー消費を見ると、給湯、暖房、動力•照明、厨房の順に大きく、給湯は全体の30%を占めます。給湯の省エネを進めるにはなるべく間隔を空けずにお風呂に入り、追い焚きを減らすことが大切です。

  • 1日1回追い焚きする回数を減らすと⇒年間で87キログラムのCO2削減、電気代約5,920円の節約に(注)。

また、シャワーのお湯を、必要な分だけ使うのも効果的です。
食器洗い乾燥機はできるだけ食器をまとめて洗い、温水洗浄便座はフタを閉め便座や洗浄水の温度を低めに設定するのがポイントです。

(注)200リットルのお湯の温度を4.5℃上げた場合。

イメージ:照明•家電のスイッチはこまめに消す

照明•家電のスイッチはこまめに消す

照明の省エネで大切なのはこまめにスイッチを切ることです。

  • 54ワットの白熱電球の点灯時間を1日1時間短縮すると⇒年間8.9キログラムのCO2削減、電気代約430円の節約に。

さらに照明器具そのものをより高効率なものに取り換えるのも効果的です。

  • 54ワットの白熱電球を、同じ明るさに相当する12ワットの電球型蛍光ランプに取り換えると⇒年間38.1キログラムのCO2削減、電気代約1,850円の節約に。

また、家族が同じ部屋で団らんしたり、調光機能を活用することで照明の無駄を減らすことができます。
テレビは見ないときは消し、パソコンも使わないときは電源を切ることが基本です。パソコンは「ディスプレイの電源を切る」「スリープ状態にする」など電源設定を見直せば、さらに消費電量を削減することが可能になります。

イメージ:省エネクッキングのすすめ

省エネクッキングのすすめ

キッチンでもさまざまな省エネが行えます。冷蔵庫はエアコンに次いで消費電力の大きい家電です。まずは適切な設定温度がポイントです。

  • 冷蔵庫の周囲温度22℃で設定温度を「強」から「中」にすると⇒年間28キログラムのCO2削減、電気代約1,360円の節約に。

また、食品などを詰め込みすぎないことも大切です。

  • 冷蔵庫に詰め込んだものを整理すると⇒年間19.9キログラムのCO2削減、電気代約960円の節約に。

さらに、壁から適切な間隔を空けて設置することや、熱いものは冷ましてから入れること、扉の開閉を減らすことも効果的です。

ガスコンロを使う際は鍋の大きさに合わせて、炎がなべ底からはみ出さないよう調節します。野菜などの下ごしらえにはガスコンロより電子レンジを使う方が省エネになります。また電気ポットや炊飯ジャーの保温は、利用時間が長いため、意外と多くの電力を消費します。長時間使用しない場合、電気ポットのお湯は保温せず再沸騰させたり、炊飯ジャーのごはんも保温せず電子レンジで温め直したりした方が消費電力は少なくてすみます。
また、家族全員分の料理をまとめて作ることも、調理面での省エネにつながります。

家電製品をかしこく選ぶ

省エネには、日常生活における様々な工夫の積み重ねが大切です。加えてエアコンやテレビ、冷蔵庫、照明器具などの家電製品、給湯機などの買い替えに際しては、待機時消費電力の少ないものや省エネタイプの製品を選ぶことで、CO2を削減しさらなる温暖化防止に役立ちます。

参考文献

(1)全国地球温暖化防止活動推進センター 家庭でできる取組み10項目
http://www.jccca.org/content/view/1053/678/
(2)チーム•マイナス6%
http://www.team-6.jp/try/index.html
(3)省エネルギーセンター「家庭の省エネ大事典」
http://www.eccj.or.jp/dict/index.html
(4)省エネルギーセンター「快適!省エネライフ」
http://shouene-katei.go.jp/
(5)省エネルギーセンター「待機時消費電力調査報告書」
http://www.eccj.or.jp/standby/08/index.html

(注)2010年3月末時点での掲載内容を参考にしております。そのため、記載されているURLまたはその内容が変更されている可能性があります。