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Step2 「陸」「海」「空」で進行する先駆的プロジェクト

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Step2 「陸」「海」「空」で進行する先駆的プロジェクト

「三菱重工の総合力」が生みだすシナジーにはどういったものがあるのでしょうか。ここからは「陸」と「海」と「空」それぞれの場面で進行している様々なプロジェクトを例に取り、紹介していきます。

「陸」の総合力 ガスタービン複合発電 (GTCC)

「陸」の総合力
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環境にも優しい高効率発電を実現

写真:川崎火力発電所
ガスタービン複合発電プラント(東京電力(株)川崎火力発電所)

日本の電力供給の6割以上をまかなう火力発電。時間や季節、天気などの要因に左右されず、低コストで安定した電力の供給が可能な火力発電は、電力供給の中核を担う存在です。そして、だからこそ環境への負荷を低減し、資源を有効に利用できる「高効率」な発電が求められています。
従来の火力発電では、そのエネルギーの半分以上を排熱として捨てていました。これに対し、ガスタービン複合発電(GTCC : Gas Turbine Combined Cycle)では、ガスタービンで発電した後、その排熱を利用して蒸気を作り、蒸気タービンで2度目の発電をする無駄のないシステムです。ガスタービン単体、蒸気タービン単体の熱効率が40パーセント程度なのに比べ、この2つを組み合わせることで60パーセント近くの高効率発電を実現。これに加え、ガスタービン単体での発電に比べてCO2(二酸化炭素)排出量を約30パーセントも削減するという、高効率かつ環境にも非常に優しい発電方法と言えるでしょう。

ガスタービン複合発電の仕組み
ガスタービン複合発電の仕組み。ガスタービンで発電した後、
蒸気タービンで2度目の発電をする高効率なシステム
ガスタービン+蒸気タービン=GTCC
CO2排出量の削減 ・資源の有効利用(発電の高効率化) をもたらす複合発電

【ガスタービン複合発電の特長】

  • 熱効率が高い
    蒸気タービン単独=約40パーセント ガスタービン単独=約40パーセント 複合発電=約60パーセント
  • 環境に優しい
    CO2(二酸化炭素)、NOx(窒素酸化物)、SOx(硫黄酸化物)や排水などの排出量が少ない
  • 燃料消費量が少なく、省資源

世界最高効率を実現するJ形ガスタービン

最新型の「J形タービン」は、世界最大容量・最高効率(2011年10月現在)を誇るガスタービン。入口の温度は従来よりも100℃高い1,600℃で、複合火力全体での発電端熱効率は60パーセント(世界最高レベル)に達します。

写真:J形ガスタービン
最新鋭のJ形ガスタービン

開発からアフターケアまで一貫したサービスを提供

三菱重工は大型GTCCプラント及び主機の開発、設計、製作、工事、試運転からアフターサービスに至るまで、すべての工程を自社技術で行うことができる国内唯一の企業です。高度な技術と信頼性が要求される発電プラントにおいて、総合力を活かした大きな役割を担っています。

一貫したサービス

開発からアフターサービスまで一貫したサービスを提供できる総合力

「海」の総合力 大型洋上風車プロジェクト

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「海」の総合力
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発電に新しい風をおこす大規模プロジェクト

環境に優しい再生可能エネルギーとして注目を浴びているのが風力発電です。風のもつエネルギーの約40パーセントを電気に変換できる効率の良い発電方法で、CO2も排出しません。世界では年率20パーセント以上のペースで普及しており、欧米では陸上に風車を100台以上並べたウィンドファームも一般的となってきています。
ここで紹介する大型洋上風車は、英国政府が重要施策として推し進めている大規模プロジェクトです。三菱重工では同国政府、現地パートナー企業と一緒に手を組んで、この新しい風車の開発に取り組んでいます。

イメージ:大型洋上風車
大型洋上風車

異なる製品技術の組み合わせが生みだす新たな可能性

地形や建物による影響がなく、陸上に比べ、より安定した風が得られる洋上は風力発電にとってはまたとない好適地なのですが、洋上故にアクセスが難しく、建設コストや保守コストが高くなるなどの課題があります。これらを解決すべく、「風車」だけでなく「鉄鋼構造物」と「建設用特殊船舶」など、複数の異なる分野の技術を総合的に融合することで、洋上風車プロジェクトの早期実現に向け、大きく前進することになりました。

陸上風車+船舶海洋+鉄鋼構造物=大型洋上風車
分野の異なる技術を組み合わせることのできる「総合力」が新たなプロジェクトを創り出す

戦略的アライアンスによる自前主義からの脱却

こうした大きなプロジェクトでは、すべてを自社技術のみで対応することは効率も悪く、開発期間もかかることから機会損失の発生にもつながります。
三菱重工では、独創的な油圧技術をもつ英国の開発エンジニアリング企業を買収することで製品開発の短縮化と差別化を図っています。
また、その波及効果として、三菱重工の持つ幅広い製品にこの卓越した技術を適用することで、さらなる製品の高度化・差別化をはかることが期待出来ます。
今後も、グローバル競争に打ち勝つために優れた技術を持つ企業に対するM&A(Merger and Acquisition、合併・買収)やJV(Joint Venture、共同事業)に積極的に取り組み、有力パートナーとの戦略的アライアンスを推進していきます。

「空」の総合力MRJ

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「空」の総合力

国産初の次世代ジェット旅客機開発プロジェクト

MRJ(Mitsubishi Regional Jet)は、最高レベルの運航経済性と客室快適性を兼ね備えた次世代のリージョナルジェット機(注)です。日本航空業界にとって長年の悲願であったメイド・イン・ジャパンの旅客機であり、国産初のジェット旅客機開発プロジェクトとして注目されています。

(注)リージョナルジェット機・・・地方都市間を結ぶ定員100人以下の小型旅客機

MRJ (Mitsubishi Regional Jet)
MRJ (Mitsubishi Regional Jet)
(画像提供:三菱航空機(株))

優れた運航経済性、環境適合性、客室快適性を実現する技術力

MRJには世界最先端の空力設計技術、騒音解析技術、複合材技術、最新鋭エンジンを採用しており、大幅な燃費低減を実現すると共に、騒音、排出ガスも大幅に削減するなど、圧倒的な運航経済性と環境適合性を合わせ持ちます。
また、1列4席の配置、大型オーバヘッド・ビンの装備、新型スリムシートなどの採用により、これまでのリージョナル機にはない快適な客室空間を提供します。

優れた運航経済性

世界最先端の空力技術、複合材技術に加え、次世代の新型エンジンを採用することで、従来の同型ジェット機と比較して、20パーセント以上も優れた燃費性能をもたらします。

燃費を従来機よりも20パーセント削減
燃費を従来機よりも20パーセント削減
Pratt&Whitney社製の新型エンジン(PW1000G)を採用
Pratt&Whitney社製の新型エンジン(PurePower® PW1000G)を採用

高い環境適合性

MRJは、最新の騒音基準(ICAO Chapter 4)、排出ガス基準(ICAO CAEP6)を十分に満たし、同クラスで最も静かでクリーンなリージョナルジェット機です。

排出ガス基準を十分満たす環境性能
排出ガス基準を十分満たす環境性能
最先端の空力設計と新型エンジンで騒音を低減
最先端の空力設計と新型エンジンで騒音を低減

最高レベルの客室快適性

広いヘッドクリアランスとフットクリアランス、クラス最大級の大型ヘッド・ビン(客室内荷物収納設備)、薄さと座り心地と頑丈さを兼ね備えた新型スリムシートにより、乗客に優しい快適空間を提供します。

快適な客室
快適な客室
機内空間
(注)IATA (International Air Transport Association : 国際航空運送協会)
機内空間
最新型エンジン+空力設計技術+複合材技術+騒音解析技術=MRJ

2015年第2四半期に初飛行を予定。量産化に向けて開発進行中

MRJは2010年に設計から製造段階に移行し、2011年には組み立て作業に着手。2015年第2四半期に試験機の初飛行を予定しており、2017年第2四半期の量産初号機納入に向け、開発を進めています。
今後の主流と目される70~90席クラスのリージョナルジェット機の市場は今後20年間で5,000機以上の新規需要が見込まれており、最高レベルの運航経済性、環境適合性、客室快適性を兼ね備えたMRJの市場投入によって、エアラインの競争力と収益力の向上に大きく貢献するものと期待されています。

リージョナルジェット機の市場動向
リージョナルジェット機の市場動向

MRJ プロモーションビデオ

最新のプロモーションビデオです。大空に飛び立つMRJの雄姿をご覧ください。

MRJ プロモーションビデオ(動画提供:三菱航空機(株))

世界中で進行中の様々なプロジェクト

これらの先駆的な取り組みをはじめ、様々なプロジェクトが世界規模で展開されています。太陽熱、地熱、水力、原子力などの各種発電プラントやリチウムイオン電池、スマートコミュニティの取り組みなど、三菱重工の総合力が発揮されるステージは益々拡がっています。

また、三菱重工では、これらの製品・技術や各プロジェクトをよりスムーズに遂行し、「総合力」の発揮を加速させるための事業計画を策定し、様々な施策を行っています。次のステップではこの事業計画についてご紹介します。

世界中で進行中のプロジェクト

(注1)IGCC(Integrated coal Gasification Combined Cycle、石炭ガス化複合発電)
(注2)MOU (Memorandum of understanding、了解覚書)

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