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マレーシアにクアラルンプール事務所を開設
社会インフラ関連の大型商談に迅速に対応

発行 第 5369号
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 三菱重工業は6月1日付で、マレーシアの首都にクアラルンプール事務所を開設します。堅調な経済成長を背景に急増している、発電プラントや都市交通などの大型社会インフラ商談に迅速に対応するのが狙いです。将来案件の発掘や有望顧客の開拓に向けても、機動的な情報収集と営業支援活動の拠点として機能させていきます。

 これまでマレーシア案件は、当社グローバル戦略本部所管のシンガポール拠点がカバーしてきましたが、昨年10月に設立したアジア・パシフィック総代表室により活動を活発化した結果、現地に拠点を開設して機動性を高め、商談形成と営業支援を行うことが必要だと判断しました。

 クアラルンプール事務所では、当社が保有するマレーシア情報を集約して活用する一方、独自の市場調査や客先対応も行い、必要な情報を各事業本部にフィードバックして受注拡大に繋げていきます。

 マレーシアはここ数年、大胆な規制緩和策や貿易・投資の促進策などを矢継ぎ早に打ち出し、2020年までの“先進国入り”を目指して経済変革に取り組んでいます。それらに伴い、大規模なインフラ整備計画が次々に持ち上がり、着実に実施に移されています。そのような中、当社も、2011年に大型肥料プラント建設プロジェクトを、また、2012年にはクアラルンプール地下鉄1号線の鉄道システムをそれぞれ受注しています。

 当社は今後、クアラルンプール事務所を通じて、マレーシアの顧客・市場に密接し、同国の経済発展に貢献する事業活動をさらに積極的に推し進めていきます。

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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