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シンガポールに金融子会社を設立
グローバル資金一括管理体制の構築へ向け、米国金融子会社に続き2例目

発行 第 5473号
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 三菱重工業は17日、アジア地域で事業を展開するグループ会社の財務を統括する当社100%出資の金融子会社をシンガポールに設立します。当社が進めている日・米・欧・アジア・中国を結ぶ“グローバル資金一括管理体制”構築の一環で、アジアでの事業資金の効率化とリスクマネジメントの強化をはかるのが狙いです。当社が海外で金融子会社を設立するのは、米国に続き今回が2例目となります。

 今回設立する金融子会社の社名はMHIキャピタル・アジア・パシフィック(MHI Capital Asia Pacific Private Ltd.:MCP-AP)です。設立時の資本金は1,000万シンガポールドル(約8億円)で、アジアに拠点を構えるグループ会社を対象に、キャッシュプーリングや一括資金調達を行って財務関連業務を統括するほか、金融情報の収集などを手掛けていきます。

 当社はこれまでも米・欧・中国で国内と同様のキャッシュマネジメントを展開してきました。今回、シンガポールにアジア地域を統括する金融子会社を設立することで、“グローバル資金一括管理体制”の構築に必要な体制が整うこととなります。

 今後、各地域の拠点会社を有機的に連携させ、当社グループのグローバル事業展開を財務面から引き続き支援していきます。

担当窓口:資金部


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三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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