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「トライアルスクエア」(スペース・プロジェクト)が経済産業大臣賞を受賞
三菱みなとみらい技術館、「第8回キッズデザイン賞」で

発行 第 5556号
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 三菱みなとみらい技術館(館長 鈴木 純二)が、本年2月にリニューアルした体験展示コーナー「トライアルスクエア」(スペース・プロジェクト)が、特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会が主催する「第8回キッズデザイン賞」の経済産業大臣賞(子どもの未来デザイン 感性・創造性部門)を受賞し、4日、表彰式が行われました。日本の科学系博物館では初めて国産3Dプリンタ(キーエンス社製)と設計体験を組み合わせた、近未来の月面資源採掘船の開発に挑戦するプログラム「スペース・プロジェクト」が高い評価を受けたものです。

スペース・プロジェクト
 受賞プロジェクト「三菱みなとみらい技術館トライアルスクエア(スペース・プロジェクト)」は、当技術館を所管する三菱重工業 広報部、ならびに同プログラムの展示企画およびデザイン・施工に参画した株式会社丹青社とともに受賞したもの。経済産業大臣賞は「子どもの未来デザイン 感性・創造性部門」の受賞プロジェクトのうち最も優れていると評価されたものに授与される賞(優秀賞)です。「子どもの創造性、感性、五感を育み、自らが進んで創造的な行為に取り組むことを促すもので、新たな発想、工夫、手法があるもの」が選定基準となっています。

 スペース・プロジェクトは、「2020年に月で夢の鉱物が発見された」との設定に基づき、最大12人の体験者が、月面資源採掘船を開発し、それを使った採掘活動を体験できるプログラムです。三菱重工が企業活動の中で行っているものづくりのプロセスが学べ、3Dプリンタで月面資源採掘船を製作することができます。
 審査では、子どもの感性を育てるのにふさわしい「本物感」を備えているデザイン体験プロジェクトである点が評価されました。また、重工業関連の設計というブラックボックスになりがちな分野に着目していることが重要で、同分野の優れた先行例となっているとも評価されました。

 キッズデザイン賞は、「子どもたちの安全・安心に貢献するデザイン」「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン」「子どもたちを産み育てやすいデザイン」という理念の実現・普及に向け、2007年に創設された顕彰制度です。経済産業省が後援しており、今回は272件が受賞しました。

 三菱みなとみらい技術館は1994年6月、地域の人々との交流と科学技術への関心を促進することを目的に横浜に開設。三菱重工が手掛ける最先端の科学技術・製品を「環境・エネルギー」「航空宇宙」「海洋」「交通・輸送」「くらしの発見」と「技術探検」の6つの展示ゾーンに分け、実物と模型、映像やパネルなどでわかりやすく紹介しています。2014年6月には20周年を迎え、入館者は累計で200万人を超えています。

▽ 三菱みなとみらい技術館
所在地             〒220−8401 横浜市西区みなとみらい3−3−1 三菱重工横浜ビル
電話                 045−200−7351
F A X                045−200−9902
ウェブサイト        http://www.mhi.co.jp/museum/
モバイルサイト    http://museum.mobile.mhi.co.jp
        
           三菱みなとみらい技術館 携帯サイト QRコード
アクセス          みなとみらい線・みなとみらい駅より徒歩3分、JR根岸線または横浜市営地下鉄・桜木町駅より徒歩8分
開館時間        10:00AM~5:00PM(ただし入館は4:30PMまで)
休館日            火曜日(祝日の場合は翌日)
                     *ただし8月26日(火)は開館します。
                     また、9月8日(月)~12日(金)は特定休館日となります。
入館料            大人500円、中・高校生300円、小学生200円、団体(20人以上)は各100円引き
                      小・中・高・高専・大学生の校外学習・修学旅行等での来館は無料(要予約)

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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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