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三菱重工と独シーメンスの合弁会社が発足
Primetals Technologies

三菱重工業株式会社
Siemens AG
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 三菱重工業(以下、三菱重工)と、独Siemens AG(以下、シーメンス)による製鉄機械事業の合弁会社の設立手続が完了し、8日、営業を開始します。新しい合弁会社の社名は、Primetals Technologies, Limited(プライメタルズ テクノロジーズ リミテッド、以下、プライメタルズ)で、英国ロンドンに本社を置き、三菱重工とシーメンスの製鉄機械部門の事業を統合させることにより、全世界の製鉄機械産業をカバーする企業として事業を展開します。また、両社事業部門の融合により、新会社はアルミニウムなどの非鉄金属関連も含めた製鉄機械設備の製造からメンテナンスまで、一貫したサービスの提供を実現します。
新会社への出資比率は、三菱重工の連結子会社で、株式会社日立製作所と株式会社IHIの資本参加も受けている三菱日立製鉄機械が51%、シーメンスが49%です。今回の設立手続の完了により、両社からの従業員9,000名が集まり、新会社での事業を開始します。

 新しい合弁会社の発足に際し、三菱重工社長の宮永俊一は、次のように述べています。
「シーメンスは三菱重工にとって、企業風土の相性が非常に良く、得意とする製品と地域の補完性も高い。両社の製鉄機械事業が一つになることで、従来以上にお客様への最適な提案が可能となり、統合によるシナジー効果も早期に実現可能であると確信している。」

 シーメンス社長のジョー・ケーザーは、次のように述べています。
「三菱重工は傑出した様々な技術を持つ企業であり、同社との協力関係により、プライメタルズ社は世界をリードする技術力を持って広く顧客の信頼を獲得していくことができると確信している。また、これにより、シーメンスが展開中のSiemens Vision 2020を加速させ、中核事業の更なる強化をはかることも可能になる。」


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三菱重工グループについて

三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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