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高性能ターボ冷凍機「GART/GART-Iシリーズ」
平成28年度 省エネ大賞で「資源エネルギー庁長官賞」を受賞

発行 第 5830号
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 三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ株式会社(社長:楠本 馨、本社:東京都港区)のターボ冷凍機「GARTシリーズ(固定速機)」および「GART-Iシリーズ(インバータ機)」が、一般財団法人省エネルギーセンターが主催、経済産業省が後援する平成28年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門において、「資源エネルギー庁長官賞」を受賞しました。高性能でコンパクト性に優れ、大容量まで対応するなど幅広いユーザーの支持を得ている点が高く評価されたものです。2月15日に表彰式が開かれます。

大型ターボ冷凍機「GARTシリーズ」
 GART/GART-Iシリーズの冷凍能力は500~5,400冷凍トン※1で大容量までカバーしています。圧縮機羽根車の翼形状や熱交換器の構造を改良したことにより、固定速機の定格COP※2は6.5と世界最高水準の省エネ性を発揮。負荷変動に対する追従性も向上させたことにより、実運転時間の長い部分負荷時においても高効率を実現しています。また、コンパクト化のために、上下方向の空間を最大限に利用した構成機器配置にするなど空間容積および設置面積の削減も実現しました。

 三菱重工サーマルシステムズはターボ冷凍機の国内トップメーカーで、地域冷暖房や工場空調向けなどに、多数のターボ冷凍機を供給しています。

 省エネ大賞は、省エネ意識の浸透、省エネ製品の普及促進などを目的に、優れた省エネ活動事例や先進型省エネ製品などを表彰する制度で、1990年に開始されています。

 三菱重工サーマルシステムズは今回の受賞を励みとして、さらなる省エネに役立つ技術・製品開発に取り組み、大型冷凍機事業、空調事業、輸送用冷凍機事業など事業領域の広さを生かしたシナジーによる統合技術力でお客様の多種多様なニーズに応じた最適なサーマルソリューションの実現を目指していきます。


※1 :2,700冷凍トン以上は、パラレル(圧縮機2台)対応。
※2 :COPはCoefficient of Performanceの略。成績係数のことで、値が大きいほど省エネ性に優れます。
JIS規格に基づき算出。COP=定格冷凍能力(kW)]]/>÷

Tags: 生活,アジア,I&Iドメイン
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三菱重工グループは、エンジニアリングとものづくりのグローバルリーダーとして、 1884年の創立以来、 社会課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えてきました。
長い歴史の中で培われた高い技術力に最先端の知見を取り入れ、カーボンニュートラル社会の実現 に向けたエナジートランジション、 社会インフラのスマート化、サイバー・セキュリティ分野 の発展に取り組み、 人々の豊かな暮らしを実現します。

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