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CSR活動ニュース10月号

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今月号では、震災被災地支援活動、夏休みのこども向け学習イベントについてご紹介します。

1.震災被災地支援活動 最新状況について

■「東北物産展」全社に拡大

今年6月に本社品川ビルで行った「東北物産展」に続き、事業所夏祭り等に併せ同様の活動が7事業所で実施されました。
高砂製作所では8月5日、「三菱高砂夏祭り」において、震災復興支援の一助として同所から何かできないかと考え、東北物産展を開催しました。会場は東北地域産品を買い求める来場者で溢れ、復興を願う思いに包まれました。
これらの売上は日本赤十字社を通じて東北地方へ寄付しました。

■原動機事業本部 写真洗浄活動実施中

原動機事業本部では、仕事や家庭の都合で現地には行けないが被災者のために何かをしたいという社員の気持ちを生かすため、「目指せ!笑む・英知・愛」活動(※)の一環として、8月中旬より本社横浜ビルで写真洗浄のボランティア活動を展開しています。これは津波で流された持ち主不明の写真をていねいに洗って干し、きれいにして被災地に返すという活動です。「MM(みなとみらい)思い出返し隊」と名づけられた活動は、品川ビル・横浜製作所勤務者やその家族・知人に他社の社員も加わって、休日も含め原則毎日実施しており、常時ボランティアを募集しています。
(※)原動機事業本部の人間力、組織力向上を目的としたインフォーマルコミュニティ活動

高砂製作所「東北物産展」の様子  原動機事業本部 写真洗浄作業

(写真左:高砂製作所「東北物産展」の様子/右:原動機事業本部 写真洗浄作業)

 

2.夏休みにあわせ各地でこども向け学習イベント開催

毎年好評の夏休み学習イベントを今年も各地の事業所で開催しました。その一部をご紹介します。

■ 「しんせんサマースクール」(神戸造船所)

神戸造船所では8月4日、5日の2日間、次世代を担う子供たちにものづくりや先端技術に興味を抱いてもらうことを目的に、夏休み恒例の「三菱しんせんサマースクール」を開催し、両日併せて小学生104人とその保護者109人の総勢213人に参加いただきました。
20回目となる今回は「船」をテーマに、自動車運搬船の船内見学およびNPO法人子ども・宇宙・未来の会(KU-MA)協賛のもと、船の動力や浮力について実験や工作を交えながら学習を行いました。ポンポン船の工作では、進む仕組みや、形状によって進む速さが違うことなどを学習し、子供たちからは「もっと科学を学びたくなった」などの感想を多数いただき、好評を得ました。

■ 「三菱重工長崎サマースクール」(長崎造船所)

8月25日から26日に昨年の関東方面(JAXA・三菱みなとみらい技術館)と同様に「未来の技術を見に行こう!」と題し、長崎県内の小学生5、6年生20名を招き、当社名古屋航空宇宙システム製作所 飛島工場、名古屋市科学館、中部国際空港を訪ねました。飛島工場では同所社員の案内でMRJ等やH-IIA・Bロケットの製造現場を見学した後、名古屋市科学館で竜巻等の実験、中部国際空港で飛行機講義及び離発着の見学を行いました。参加者は飛行機へ興味がある共通の友人ができたこと等を喜んでいました。

(神戸造船所)キウイフルーツを使って浮力の実験  (長崎造船所)名古屋航空宇宙システム製作所 飛島工場にて

(写真左:(神戸造船所)キウイフルーツを使って浮力の実験/(長崎造船所)名古屋航空宇宙システム製作所 飛島工場にて)


Tags: CSR,アジア,コーポーレート
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