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CSR活動ニュース11月号

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今月号では、震災被災地支援活動、CSR研修、エコドライブ講習会についてご紹介します。

1.東日本大震災復興ボランティア活動

当社の被災地支援活動について、最新の活動をご紹介します。

■復興支援ボランティア(神戸造船所)

9月6日、7日の2日間、神戸造船所の社員56名が宮城県石巻市鮫浦地区に出向き、復興支援活動を実施しました。同地区は津波の被害を大きく受けた三陸海岸南端に位置し、最近ようやく復旧活動が本格的に開始された状況でした。活動は、がれきの撤去や、ホヤの幼生を付着させるための「カキ殻」をロープに通し養殖具を作る『からこさし』を行いました。重機が入れない狭い場所のため手作業での活動でしたが、砂で埋もれていたがれきの中にはランドセルや表彰状などがあり、胸が痛む場面もありました。阪神・淡路大震災の被災地神戸から、ほんの少しですが復旧復興のお手伝いをすることができました。がんばっぺ!石巻!!

■被災地の中学生による就業体験を実施(名古屋航空宇宙システム製作所)

9月28日、岩手県陸前高田市気仙中学校の生徒10名を招き、航空機のリベット打ちの就業体験を実施しました。同市では例年、中学生の就業体験を実施してきましたが、震災によって今年度の実施が危ぶまれていたところ、名古屋市による「陸前高田市の子ども達を名古屋市へ招待するプロジェクト」の一環として実現しました。生徒たちは二人ペアとなって、自分のイニシャルをリベットで打ち、記念のネームプレートを作りました。被災地の子供と触れ合って、復興への想いを共有することができました。

「からこさし」を手伝う様子 リベット打ち体験

(写真左:「からこさし」を手伝う様子/右:リベット打ち体験)

 

2.CSR研修開始 

10月より今年度のCSR研修を開始しました。本研修は半日で行うコンパクトなプログラムで、過去未参加の部長や課長・中堅若手社員、グループ会社幹部などを対象に実施します。
10月14日に開催された下関造船所では、始めにCSR推進部長より、CSRの必要性や当社導入経緯、全社CSR活動状況などの講義を行いました。続いて下関造船所CSR実務責任者から事業所の活動事例などを紹介した後、受講者によるグループディスカッションに入り、事業所固有の課題をテーマに闊達な議論が交わされました。本研修は来年2月までに全事業所で順次実施していく予定です。

CSR研修(下関造船所)

(写真:CSR研修(下関造船所))

 

3.エコドライブ講習会開催

9月27日の相模原製作所を皮切りに、本年度のエコドライブ講習会をスタートしました。本講習会は、ドライバーの省エネおよび安全運転意識の向上のため、(財)省エネルギーセンターと連携して昨年度より開始したものです。相模原製作所で47名、続く9月29日の神戸造船所では143名の社員が聴講し、参加者から、「有意義な内容だった。今後はエコドライブを心がけ、車の燃料費低減に努めたい」等の声が聞かれました。本講習会は、1月までに6事業所で実施する予定です。

エコドライブ講習会(相模原製作所)

(写真:エコドライブ講習会(相模原製作所))


Tags: CSR,アジア,コーポーレート
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