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下関市立江浦小学校で理科授業「速く真直ぐに走るポンポン船を作ってみよう」を開催しました

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11月25日(金曜)、山口県の下関市立江浦小学校にて5年生53名を対象に理科授業を開催しました。本理科授業は次世代を担う子どもたちに科学技術の魅力を伝え、ものづくりへの興味・関心をもってもらう目的で、2009年から地域の小中学校を対象に毎年開催し、好評を得ているもので、今回も下関造船所の若手社員が先生役となり、蒸気で走る「ポンポン船」を題材に実施しました。

当日は下関造船所の概要や船が出来るまでについて講義を行った後、ポンポン船の原理や作製方法について説明し、班毎に分かれて製作を開始しました。水を入れたアルミ管を熱することにより、排出される蒸気で走るポンポン船は、簡単な構造ですが、奥深い科学の原理も詰まっていて、真直ぐに走らせるのは意外に難しいもの。子どもたちは班を担当する社員講師にアドバイスをもらいながら、各々に試作や改良を繰り返し、授業の後半には、完成したポンポン船で各班代表によるレースを行いました。レースは大歓声のなか大いに盛り上がり、最後は優勝した班の一人一人に賞状を渡しました。

子どもたちからは、「船の仕組みや、どうすれば船が真直ぐ速く進めるのかよくわかった」「三菱重工の皆さんの教え方がていねいでとても楽しかった。これなら理科を好きになれそう」「どうやったら水の抵抗が小さくなるのかヒントをもらい、家に帰って改良してみるともっと速く走ってうれしかった」などの感想が寄せられました。

今後も、地域貢献・次世代育成支援の一環として子どもたちにものづくりを通じて理科の楽しさを伝えていきたいと思います。

社員の話を熱心に聞く子ども達

各班に分かれてポンポン船を作製

社員にアドバイスをもらい製作

レースで大歓声を上げる子ども達

Tags: CSR,アジア,コーポレート
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