ボーイング787主翼 メンテナンス用照明ライトの電線切断について

三菱重工業株式会社
弊社名古屋航空宇宙システム製作所内 複合材主翼センターで製造中のボーイング社向け787主翼において、4月4日(水)、メンテナンス用照明ライトの電線が切断状態にあることが確認されました。これを受け、本日愛知県港警察署に相談いたしました。

このような事態を発生させましたことにつき、お客様および関係者の皆さまにご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げます。
今後、警察に全面的に協力するとともに、原因究明と再発防止に全力を挙げ、信頼回復に向け取り組んでまいります。

<状況>
・複合材主翼センターで製造中の787主翼1機で、4月4日、主翼前縁の点検扉内のメンテナンス用照明ライト1箇所の電線が切断状態にあることを作業者が確認しました。
・4月4日の切断状態の確認を受け、ただちに複合材主翼センター全体で特別点検を開始しております。

特別点検終了後は、問題ないことを確認した上で、引き渡しを行います。